カードローンを利用していると住宅ローンは組めない?

カードローンを利用していると、住宅ローンは組めないとお考えの方がおりますが、組むことは可能です。
住宅ローンには総量規制が適用されませんから、カードローンの利用額が年収の3分の1を超えていても、住宅ローンは別問題となります。
しかし、まったく無関係かというと、そうではありません。
ローンとは債務ですから、あまりに高額融資を受けていれば家計を圧迫してしまうのは事実でしょう。
過去に借りたカードローンの債務が500万円あり、自己破産寸前というのであれば、住宅ローンが利用できない可能性はあります。
もちろん、何事もなく返済しているのであれば、住宅ローンを組める可能性は高いでしょう。
注意したいのは、ローンの延滞です。
延滞した個人情報機関のデータベースに登録されるため、ウソをついても業者にはお見通しです。
延滞した履歴はすべて残っておりますので、長期延滞をしているならば他社との契約は難しいでしょう。
3ヶ月以上延滞しているならば、「返済能力がない」とみなされることが多く、現契約のローンも解約扱いになる可能性があります。
この場合、残りの債務だけを返済していくことになり、追加で借りることはできなくなります。
追加融資ができないということは、貸金業者側が利用枠を凍結したからです。
無理な借り入れをして返済できなくなると、こうした状況になるので注意してください。
安全に利用するためには、確実に返済できる範囲で融資を受けることです。
「毎月3万円ならギリギリ返済できる」というケースならば、月々の返済額は2万円にしておいたほうが無難でしょう。
急な出費は予測できないものであり、無理をした返済額を設定していると、いつか行き詰まってしまうものです。
貯金できるくらいの余力を残して返済していくのが無難なのです。
貯金ゼロですべて返済に回してしまうと、万が一現金が必要なときに用意できなくなり、非常に困ることとなります。
利用枠ギリギリまで借り入れていれば、金欠になっても追加融資を受けることはできませんので、無理な返済計画は立てないようにしましょう。
どの程度の借入額にするべきかについては、年収の10%~20%が妥当という説がありますが、これはあまり当てになりません。
家計の状況によっては、年収の5%の借り入れでも厳しくなるかもしれませんし、独身で借金のない方ならば、年収の30%以上借りても大丈夫でしょう。
ただ、経済状況はいつ変化するか分かりませんから、無理な借り入れはやはり避けたほうが無難です。
そして、利用枠の増額はむやみに行わないことです。
地道に返済してくれる優良客には、「あとプラス20万円増額できます」などと勧められることがありますが、不必要な借り入れはしないほうがいいでしょう。
増額交渉を受けるということは、それだけ信用されているという意味ですが、だからといって無理な借り入れをしても返済が大変になるだけです。
カードローンは必要性のある用途にだけ使うようにしましょう。

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